「セミリタイアの時代」が到来した
どうやら「セミリタイアの時代」がやってきたようです。
政府のお墨付きです。
内閣府の調査で明らかなので。
このグラフを見てください。
「何歳まで働きたいか」を聞いた回答結果です。
なんと、6.9%もの人たちが「50歳まで」と答えているではあ~りませんか。
もちろん、ぼくもここに含まれています。
内閣府からは聞かれなかったけどね。
何を言っているのか分からないひともいるでしょう。
「50歳まで」と答えた人は7%弱しかいないのに、それで「セミリタイア時代がやってきた」だなんて。
そう思ったひとは、これを読んでみてください。
すみませんね、自分の記事に誘導して。
今、あちこちで「人生100年時代」って言われているじゃないですか。
だけど、実際に100歳まで生きる男性ってたった6%しかいないんですよ。
「これからどんどん寿命が伸びていくじゃないか」って反論する人がいるでしょう。
それも関係ありません。
1970年生まれも、80年生まれも、90年生まれの男性も、み~んな同じ。
100歳まで生きる可能性は6%です。
これ、厚生労働省の調査ですからね。
それで誰もが「人生100年時代」と念仏のように唱えています。
ちなみに、2017年から18年にかけて、日本人女性の平均寿命は0.05歳伸びたそうです。
このペースだと、平均寿命が1歳伸びるのに20年かかりますね~
それでも「人生100年時代」はまかり通っているんです。
だから、50歳までに仕事をやめたいと思っているセミリタイア予備軍が6.9%もいれば、これは立派な「セミリタイア時代の到来」と言っていいでしょう。
さらに、「51~60歳まで」の18.8%を加えたら、25.7%。
実に4人に1人は60歳を待たずして仕事をやめたいという意向があるんです。
これ、一大勢力ですよ。
仲間が増えるのはいいことだ。
実際、これから中高年の大量リストラがどんどん進んでいきます。
そのなかには「もう仕事するのはや~めた」と考える、ぼくのような人も出てくると思います。
冗談じゃなく、セミリタイアする人たちはこれから増えるんじゃないかな。
だから、時代の流れに乗り遅れないように、いまから準備しておかなくちゃ。
何するかな。
「セミリタイアサロン」でも立ち上げるかな。
みんなでセミリタイアの話題や悩みを共有するという集まり。
参加者、いるのかな。