ひまつぶしライフ

人生は死ぬまでのひまつぶし。セミリタイアして、そんな日々を送りたい。

セミリタイア後はベビーシッターをやってみる?

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飲み会で育児休業中の女性と話す機会がありました。

夫に子どもを預けて久しぶりに飲みにきたと、うれしそう。

「家では食べられないから」と言いながら、美味しそうに焼き鳥をほおばっていました。

ずっと焼き鳥が食べられないなんて、育児も大変です。

 

彼女はもうすぐ職場復帰する予定だそうですが、いろいろ不安もあるようです。

保育園の送り迎えがあるから、定時に帰らないといけない。

なのに、職場には50代の独身の「お局様」がいて、その目が気になると話してました。

聞くと、「私は結婚できたけど、仕事を取ったのよ」と、お局様に言われていたらしいのです。

「結婚しただけでイヤミを言われたのに、子どもができて毎日定時に帰るようになったら何て言われるのだろう」と女性は心配していました。

これ、おじさんには分かりませんよね。

女性たちの世界もいろいろあって、簡単じゃないようです。

ちょっと覗いてみたいような、覗いてみたくないような。

昼ドラのドロドロした展開が女性層に人気なのは、現実とマッチするところがあるからなんでしょうね。

 

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住まい選びにも悩みがあるみたいでした。

郊外の方が自然が多く、いろんな施設も広々としていて子育ての環境はいい。

でも、その分、通勤には時間がかかるし、ラッシュ時は特に大変。

急病など子どもに何かが起きたときもすぐには戻れません。

一方、都心部だと通勤は楽ですが、子育てをする環境はそれほどよくありません。

家賃も高いので、住居も狭くなってしまうでしょう。

「どうしようかな。大きくなって学校に通うころになったら引っ越そうかな」などとつぶやいていましたね。

 

居酒屋で飲んだあと、彼女は「ラーメン屋に寄りたい」と言い張りました。

小さい子どもがいると入りづらく、いつもカップラーメンしか食べていないとのこと。

「夫は外で美味しいラーメンを食べてくるのに、私はいつもカップラーメン。きょうは絶対にラーメン屋に行くんだと決めてきたんです」

そうか。

たしかにおんぶ紐をして子どもを背負いながらラーメンをすすっている女性を見たことはないなあ。

いろんな境遇の人たちと話すと、そのたびに新たな気づきがあります。

 

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ところで、いまはベビーシッターの需要が多くて、専用のマッチングサービスもあるようです。

調べてみると、あります、あります。

2002年に誕生した「CRADLE(クレイドル)」のほか、「コモリネット」「子ごころ」「キッズライン」など、いかにもベビーシッター向けの名前がそろっているのが面白い。

クレイドルには1200人以上のベビーシッターが登録されているそうです。

需要あるところに、ビジネスあり、ですね。

お母さんだって、ちょっと子どもを預けてラーメン食べに行きたいですからね〜

 

ベビーシッターには資格は必要ないのですが、保育士などの資格があれば信頼度は高まります。

また、「ベビーシッター資格認定試験」に合格して「認定ベビーシッター」になるという手もあるようです。

う〜ん。

ベビーシッターの世界も奥が深い。

資格が有益なのも、ほかの世界と同じですね。

 

働く女性は今後も増えていくし、ベビーシッターはこれから認知度や需要が高まっていくはずなので、将来性のある仕事だと思います。

年齢制限がないのもいいですね。

語学や楽器など特技があれば喜ばれるようです。

何より、子どもと過ごす時間というのは楽しいものです。

自宅で誰とも話すことなく在宅ワークをするよりも張り合いはあるでしょう。

セミリタイアでちょっと稼ぐには、なかなかいいバイトのように思えます。

 

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ただ、一番の問題点は、責任が重いこと。

なんてったって、時間が限られているとは言え、子どもの命を預かりますからね。

ちょっと目を離したすきに怪我でもしてしまったら、と思うと簡単には引き受けられませんよね。

それなのに、時給は一般に1000円〜1300円くらいと、高くありません。

責任の重さと時給だけを考えたら、ほかに稼げるバイトはいくらでもありそうです。

 

何より、おじさんに子どもを預けようとするキトクなお母さんがどれだけいるのかが問題です。

やるとしたら、友人・知人の子どもの世話から始めることでしょうか。

セミリタイアに向けて、頭の片隅に置いておこうかと思います。

今のうちからそれとなく営業活動をやっとこうかな。

もしベビーシッターで世話をした子どもが将来、ビッグになったら・・・。

ぼくは胸を張ってこう言いふらしますね。

「あいつはオレが育てた」って。