ひまつぶしライフ

人生は死ぬまでのひまつぶし。セミリタイアして、そんな日々を送りたい。

「世界で最も安心してリタイア生活が送れる国」のランキングを眺めてみた

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セミリタイアという言葉を聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべるでしょうか。

まず必須なのはビーチですよね。

そこでフローズンダイキリでも飲みながら、水平線を眺める。

澄み切った空と青い海、そして水着の美女たち。

ハンモックがあれば、なおいい。

BGMにはボサノバかな。

真っ先に脳裏に浮かぶステレオタイプセミリタイア生活って、こんな感じでしょうか。

 

日本でセミリタイアという言葉が広まったのは、大橋巨泉さんが使い始めてから。

その巨泉さんが拠点にしたのもオーストラリアでした。

セミリタイアのイメージにぴったりの国です。

だれも、熱帯雨林のジャングルの中や、アラスカのエスキモーたちと氷の家でセミリタイア生活を送ることなんかは想像しません。

 

では、どこが最適なのでしょうか。

「世界で最も安心してリタイア生活が送れる国トップ23」という記事が出ていました。

 

これは、物質的な幸福や健康、生活の質などを比較した「グローバル・リタイアメント・インデックス」なる指数をまとめてランキングしたものだそうです。

 

ところで、なぜに「トップ23」?

ふつうは「トップ10」とか、せいぜい「トップ20」ですよね。

こんな中途半端なランキングを出したのには、理由があるはずです。

名探偵コナンなら一発で推理できるそのナゾは、記事を読むとすぐに解けます。

さっそく下から見てみましょう。

 

では、第23位。

・・・日本!

わかりやすい!

これを入れるために「トップ23」にしたんですね。

安易というか、なんというか。

ちなみにこのランキングは44ヶ国を調査対象としているので、日本は真ん中よりやや下くらいです。

リタイア生活を送る国としては、それほど魅力的ではないようです。

 

フランス、ベルギーと続いて、20位はマルタです。

ここ、良さそうな国で密かに注目しています。

マルタにハマった日本人もいるようですね。

 

「女性のひとり旅に最適の国だ」と書いてあって、治安も良さそうです。

住むかどうかはともかく、一度は行ってみたい。

 

スロベニアアメリカ、イギリスの上が、16位のイスラエル

中東での紛争のイメージが強い国ですが、リタイアの場所としては悪くないという評価です。

ニュースでは戦争の脅威ばかりが報道されているので、意外ですね。

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 そのあとはオーストリアチェコ、ドイツ、フィンランド、オランダ、ルクセンブルクとヨーロッパの国々が続きます。

リタイアの場所というより、働いたり観光で訪れたりする国って感じですけどね。

我らがオーストラリアは9位で、カナダが8位。

ここらあたりはセミリタイアのイメージに合います。

7位はデンマーク、6位はスウェーデンと北欧諸国が続き、ニュージーランドが5位。

のんびりした国々でいいですね。

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 ここから上位4カ国になるのですが、ぼくは住みたくありません。

セミリタイアの場所としては、ちょっと首を傾げたくなる国々なんですよね。

4位がアイルランド、3位はノルウェー、2位スイス。

そして映えある1位は・・・・アイスランド!!

ビーチはどこだ!?

水着の美女たちは?

フローズンダイキリを飲んだら凍死するじゃないか〜

 

ランキングを眺めたらわかる通り、欧米諸国が中心で、ぼくたちに馴染みのある東南アジアは出てきません。

せめてフィジーとかトンガとか南の島国なんかはあっても良さそうなのに。

「安心してリタイア生活が送れる」のが条件なので、生活の質や治安などを考えると欧米の国々になってしまうのでしょうね。

ぼくは、今のところ、このランキングに入っている国でセミリタイア生活を送るつもりです。

23位の国でね。