79歳のデヴィ夫人、ついにデビュー!?
テレビを見なくなってどれくらいたつのでしょうか。
以前は帰宅すると、まずテレビをつけるのが当たり前でした。
たとえ見てはいなくても、部屋にテレビの音が流れている暮らし。
BGMのような役割ですね。
でもここ何年かは、あまり見なくなってしまいました。
家族がいくつかお気に入りの番組を予約録画するので、それを一緒に見るくらい。
あとは地震が起きたときくらいでしょうか。
自分からテレビの電源をつけることはほとんどありません。
あっ、ブラタモリは好きですけど。
みやぞんも好き。
NHKでやってる「駅ピアノ・空港ピアノ」も気に入ってます。
あれっ、そこそこ見てるかも。
いまの若い人たちもテレビを見ないようですね。
一人暮らしの場合はテレビを持っていない人も多い。
情報収集も、娯楽も、スマホさえあれば十分です。
ニュースはネットやSNSで確認する方が速いし、映画やゲームもスマホで楽しめる。
どこも似たような番組づくりを続けているテレビ局に対して、Youtubeでは音楽からお笑いまであらゆるジャンルの娯楽が提供されています。
若者が見ないから、テレビ局側はどうしても年齢層の高い人たちを意識した番組をつくることになります。
出てくるタレントは、70年代や80年代に活躍した人たちばかり。
かつてのアイドルが、いつまでも居座るベテランのお笑い芸人たちと絡んでいます。
ぼくなんかは「懐かしいなあ、この人いまも変わらないなあ」などとノスタルジーに浸れるのですが、若い世代のフィーリングには全く合わないでしょうね。
CMも青汁やら健康薬品やらがやたら多いですし。
テレビ業界の人と話をしたことがあるのですが、テレビの将来について、まだ楽観的でした。
「バブル期に大量に採用された人たちが、これから数年後に次々と定年を迎えていく。時間があまるから、テレビを見る人が増えると思いますよ」というのが、その理由でした。
う〜ん。
本当にそうなのかなあ。
先日、こんな記事が出ていました。
79歳のデヴィ夫人がYouTuberデビューしたというもの。
ほかにもシニア世代が続々とYoutubeに参入しているという話題です。
たとえば「不二子の日常」はこんなチャンネルらしい。
投稿される動画はその名の通り、パチンコやラジオ体操、さらにシャボン玉を飛ばす姿など、83歳になる不二子さんの日常を記録しているもの。
いやあ、こんな番組を見る人なんかいるんですかねえ。
と思ったらチャンネル登録者数4万2000人、トータル再生回数400万回!
ビックリです。
テレビ局のみなさん。
お年寄りをあなどってはいけません。
定年後はみんなテレビじゃなく、Youtubeを見ますよ〜
いや、YouTuberになってあなたたちの番組を脅かす存在になっているかもしれません。
なんせ、時間はたっぷりあるんだから。
ぼくもセミリタイア後はYouTuberを目指してもいいかな。
人生の大先輩の方々の後を追って。