ひまつぶしライフ

人生は死ぬまでのひまつぶし。セミリタイアして、そんな日々を送りたい。

一歩を踏み出してみれば、案外なんとかなるものだ

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最近、行きつけの松屋に足を運ぶと、女性がひとりで食べていることがよくあります。

かつては牛丼屋に女性ひとりで入るのはなかなかハードルが高かったと思うのですが、いまは気にしない人が増えているのでしょう。

実際、入ってしまえば何ともないですよね。

 

ひとり焼肉も流行っているみたいで、カウンター席で黙々と自分の焼肉と格闘するのも珍しくなくなりました。

昔は「ひとりで焼肉屋に行くなんて・・・」と思っていた人たちも多かったでしょうが、今やひとり焼肉を売りにしている店もたくさんあります。

孤独のグルメ」の五郎さんも、ひとり焼肉の常連ですしね。

 

近所のラーメン屋さんにはひとりで食べに来ているおばあさんの姿も見かけます。

あの世代の女性からすれば、ひとりでラーメン屋に入ることも最初はためらったのではないでしょうか。

初めて足を踏み入れたときはドキドキしたかもしれません。

でも、いざ注文して食べてみれば、なんてことはない。

ただ美味しく食べればいいだけで、心配は杞憂だったということがわかります。

 

こういうことって、いくらでもあります。

ひとり旅もそうだし、転職もそう。

恋愛もそうかもしれません。

心配していたら、何もできずにそこに立ち止まっているだけ。

でも、勇気を出して一歩を踏み出せば、案外うまくいったりするものです。

 

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それって、経験だと思います。

いろんなことにチャレンジしていれば、想像していたような不安なことはそんなに起きないことに気づきます。

もし失敗したとしても誰かが助けてくれたりします。

本当にダメだったら、やり直せばいい。

「死ぬこと以外はかすり傷」という言葉がありますが、生きてさえいればまた再挑戦できるチャンスはくるものです。

 

アラフィフのセミリタイアの難しいところは、再チャレンジが難しそうに思えること。

たしかに、セミリタイアに失敗したら、退職前と同じような条件でもう一度会社勤めをするのは厳しいでしょう。

組織から離れることにはリスクも伴います。

だから、準備は大事。

でも、失敗を恐れてばかりいたら、いつまでもズルズルとやりたくない仕事を続けるだけになってしまいます。

そこで失われるのは、もう2度と戻ってこない貴重な時間です。

 

だから、セミリタイアを決めたら腹をくくってエイヤっと退社するしかない。

初めてひとりカラオケに入るくらいの気持ちで。

もしダメでも、生きてさえいれば、何とかなるでしょう。

きっと。