ひまつぶしライフ

人生は死ぬまでのひまつぶし。セミリタイアして、そんな日々を送りたい。

神に向かって書く、夢枕獏の「秘伝『書く』技術」

f:id:hima-life:20191001204213j:plain


このブログ、先日ひっそりと100記事を達成しておりました。

6月の終わりごろからは毎日更新しています。

誰もほめてくれないので、自分でほめます。

よくやってるよ!

この調子で!

グッジョブ!

 

そうやって自分を鼓舞しないと続かないんですよね〜。

なぜなら、たいして読まれていないから。

たくさんの人に読まれているのなら、「よっしゃ、きょうも書いたろか」とやる気も出るのですが、あまり読まれていないのに続けるのって、まあまあタイヘンです。

読者登録数は220人でピタリと頭打ちとなって、それ以上はまったく増えません。

アクセスは計8000くらいなので、1記事あたり80PVほどですね。

登録してくれた読者の3分の1くらいが読んでくれている計算です。

「続けて書いていけば、PVは伸びていくよ」

そんな風に言ってくれる方もいるかもしれません。

ぼくも、そう思っていた時期がありました。

あのころは、若かった。

 

f:id:hima-life:20191001204240j:plain

だけど、現実は逆なんですよ。

最近はPVも60台をウロウロする日が多くて、むしろ低迷している。

書けば書くほど読者が離れていくブログなんです。

アラフィフのおじさんというだけでカワイソウなのに、世間は無慈悲や〜。

ただ、励みもあります。

はてなスターをつけてくれる読者も中にはいるのですね。

反応があるというのは、うれしいものです。

ありがたや、ありがたや。

累計4200くらいなので、1記事あたり42個ほど。

それも最近は減ってるんですけどね・・・。

哀れに思ったら励ましてください。

 

f:id:hima-life:20191001204259j:plain

ところで、書くって結構たいへんな作業です。

そして、書き続けるって、もっとたいへん。

プロの作家の人たちは、命を削りながら書いているんだと思います。

みなさん、どうやって書き続けているんだろう。

この間、本屋をブラブラしてたら、小説家の夢枕獏さんの本が目に入りました。

「秘伝『書く』技術」

この本、主に小説の書き方をレクチャーしてくれています。

評価は星4つ。

物語の設定やキャラクターの作り方、取材の方法に至るまで、具体例を挙げながら詳細に説明されています。

優しい筆致で読者に語りかけるように書かれているのですが、ところどころに一流のプロの作家としての矜持が垣間見えます。

良い文章とは何か、も勉強になりますね。

そうした技術的な話も興味深いのですが、ぼくのようにブログを書いている人にとっては第3章の「創作の継続〜どうやれば続けられるか」の話が役に立ちます。

「アイディアを外に求めることを知る」

「趣味が仕事の幅を広げてくれる」

なるほどと納得しますが、結局は以下の文章がすべてなのではないかと思いました。

 

売れない頃から書いてきて、売れたときにも書いてきた。また売れなくなっても、やっぱり書く。これはもうビョーキですから。読者がゼロになったら、神に向かって書く。

 

好きだから、書く。

これしかないんですね。

それにしても、あまりにカッコ良すぎませんか。

「読者がゼロになったら、神に向かって書く」って。

もし、ぼくのブログの読者がゼロになったら・・・。

神さま、はてなスターつけてください。