ヒモを飼いたい女性と、ヒモになりたい男性のマッチングサイトができた!
セミリタイアをめざす若い男性が、最近は増えているみたいです。
気持ちはわかる。
働いたって、いいことなさそうですもんね。
でも、若ければ若いほど資金面でのハードルは高くなります。
リタイア資金を貯める必要はあるけれど、どうしても働きたくない。
そういう男性にも手段は残されています。
「ヒモ」になるのです。
なんと、ヒモを飼いたい女性とヒモになりたい男性のためのマッチングサイトまで現れました!
「生きのいいヒモ、続々登場中!」と煽っていますね〜
かなり「女尊男卑」なサービスだと謳っています。
それにしてもネーミングが秀逸。
kamiyuiとはよく考えたものです。
「髪結いの亭主」からきていますね。
江戸時代には女性の職業は髪結いか産婆くらいだったため、妻の働きで楽な暮らしができる亭主を、こう呼ぶことになったそうです。
このサイトはまだ始まったばかりみたいで、どこまで本気のサービスなのかはわかりません。
ただ、これ需要はあるんじゃないでしょうか。
最近は社会的な地位や収入はあるのに、結婚できない、あるいはしない女性が増えています。
結婚は何かと面倒ですからね。
たとえば北条かやさんというライターは、「現在の彼氏はヒモ」と公言しています。
京都大学大学院を修了した著名なエリート女子ですが、ヒモを養っているみたいですね。
お金はあって、仕事も充実している。
だけど、1人は寂しい。
家に帰ったときに、誰かにいて欲しい。
たわいもないおしゃべりを、ただ聞いてくれるだけでいい。
そんな状況の女性はほかにもたくさんいるはずです。
でも結婚となると大変だし、いざ離婚するときは家族も巻き込んで消耗してしまう。
それならヒモを養っておくのが合理的だと考える女性が出てきても不思議じゃありません。
東南アジアの田舎なんかにいくと、奥さんは働き者なのにダンナは遊び呆けている家なんてたくさんあります。
昼間から酔っ払って闘鶏とかやってたりしてね。
だいたい女性の方が働き者が多いんですよ。
男が稼いで家庭を養っていかないといけないというのが日本の常識ですが、そこから離れてしまえば、ヒモになるのも悪くないかもしれません。
ぼくもセミリタイアしてしまえば、働くのは妻だけになりますからね。
立派なヒモ予備軍ですよ。
実際にはヒモって才能が必要だと思います。
一緒にいて癒される存在じゃないとだめだし、愛嬌がないといけない。
相手とケンカばかりしていたら関係が成り立たないので、素直であることも必要な要素の一つでしょうね。
それに、料理や洗濯などの家事が得意な方が女性から喜ばれるはず。
ヒモを養う側からすれば、容姿や性格にも注文がつくでしょう。
ヒモになるのもラクじゃない。
間違いなく、ハードルは高いとは思います。
でも、お互いの利害が一致さえすれば、悪い話じゃないでしょう。
プライドもへったくれもなく、何がなんでも働くのはイヤだという、そこのあなた。
ダメもとでマッチングサイトに登録してみてはいかが?