不景気の足音が近づいてきていて、ちょっとワクワクする
ぼくがセミリタイアを意識し始めたのは3年ほど前。
それから必要な準備について、いろいろ調べ出しました。
すると、どうやら投資をしている人が多いらしいことに気づきます。
それまで株式にも債券にもまったく縁がない人生を送ってきた普通の会社員です。
頑張って勉強を始めました。
本を買って読んだり、ブログを読んだり。
だけど、わからない。
投資の正解なんて、本に書いてあるわけありません。
もしあったら、世界中の誰もが大金持ちになれますからね。
同じような人がいました。
あらゆるマネー本を250冊読みあさり、セミナーにも50回は足を運んだという筆者。
たどりついた答えは一つでした。
「結局よくわからない」
よかった、ぼくだけじゃなくて。
なかまがいた。
彼はこう書いています。
「どんなにマネー本を読んでみても、マネーセミナーを聞きに行っても、お金を増やすことは、何が正解かさっぱりわからなかった」
ぼくもまったく同じです。
この記事にも書きましたが、結論は一緒で「よくわからない」。
いまも変わりません。
だけど、2つだけ学びました。
①景気は循環する
②インデックス投資という方法がある
資本主義が始まってから、世界経済は好景気と不況を繰り返してきました。
これはずっと変わっていません。
昔はチューリップバブルなんてものもあったんですね。
いまはテクノロジーが驚異的に発達して「資本主義の終わり」なんてこともささやかれているし、仮想通貨がどうなるかの問題もあります。
けれど、このまま資本主義が続くとすれば、これから先も景気は循環するに違いありません。
そこで投資で成功する確率が高いのは、不況で株価が下がったときに買って、景気が上向いて株価が上がったら売るという方法でしょうね。
きっと。
そして、そのときはインデックス投資にまかせる。
個別株なんて研究できないし、専門的な知識のないぼくが大ヤケドをしないで投資できる方法としたら、これくらいしかないと思いました。
そう考えたのは3年前。
すでにアベノミクスが発動されて年月がたち、「好景気」が続いている時期です。
ぼくは思いましたね。
「そろそろ好況も終わりを告げるだろう。いま株を買っても、いつ暴落するかわからない。そのときのためにお金をためておこう」って。
あれから3年。
まだ株価は高いままです。
待ちわびた暴落はいまだにやってきません。
ただ、個人投資家(まだひとつも株を持ってないけど)の強みは「待てる」ことです。
じっと待ってます。
暴落のときを。
これが金融機関だとそうはいきませんよね。
株価が低迷していようが、落ち続けていようが、利益を出さないといけないし、顧客に売り買いしてもらわないと食っていけない。
厳しい商売です。
今はいいけど、不景気に突入したら、かんぽ生命のように無知なお年寄りをだますような手口が横行するのではないでしょうか。
ともかく、ようやく「その時」が近づいてきているようです。
政府は景気判断を「悪化」としました。
アメリカでもエコノミストやアナリストの多くが、2年以内の景気後退入りを予測し始めているようです。
いやあ、長かったです。
「2年以内の景気後退入り」というところがちょっと引っかかりますが、ここまできたら2年でも3年でも待ちましょう!
そのころはすでにセミリタイアして、のんびり過ごしているはず。
早期退職で割増された退職金を握りしめて、下がったアメリカ株にドーンと突っ込むつもりです。
ワクワクしますね〜
果たしてホントにいいのかな、これで?
よくワカリマセンけど。