セカンドライフでやってみたいこと、投票したい選択肢がなかった
毎日毎日、会社に通って仕事をする。
くたくたになって帰宅し、あとは風呂に入って寝るだけ。
そんな生活、そろそろ本当にイヤになってきました。
考えるのは、いつセミリタイアするか。
セミリタイアしたあとに手に入る膨大な自由時間、何をして過ごそうか。
それを考えているだけで、ワクワクしてしまいますね。
みんな考えることは同じようです。
ネットを見ていると、50代を中心にしたコミュニティーでこんな投票が行われていました。
「セカンドライフでやってみたいことは?」がテーマですね。
結果をみると、
1)学び直し 46%
2)ボランティア 12%
2)農業 12%
2)移住 12%
5)転職/再就職 9%
5)起業/フリーランス 9%
圧倒的な支持を集めたのは「学び直し」でした。
いやあ、日本人はみんなマジメ!
びっくりです。
「自分磨きのために興味のある分野を深めてみたい」
「社会で役に立つ勉強を一からやり直してみたい」
こうした高齢者予備軍がたくさんいる限り、日本は安泰ですね。
感服しました。
学校ではあれだけイヤだった勉強なのに、いざ社会人になって仕事に追われる日々を送っていると、勉強したいと思ってしまうものなんですよね。
わかります。
いまは社会人のための大学院やらセミナーなども盛況ですからね。
学生時代は勉強が何の役に立つか実感できなかったのが、仕事を始めてやっとその意味が理解できることもあります。
一方、社会の役には一見クソの役にも立たないようにみえる考古学だったり文学だったりが果たしている役割がわかってきたりもします。
人生って奥深いものだからね。
ぼくは語学の勉強をやってみたいですね。
ありがちだけど。
語学のいいところは、自分が成長しているのが目に見えてわかるところ。
少しずつ語彙が増えていったり、聞き取りができるようになったり。
ピークを過ぎて、ただ衰えていくばかりのおじさんの人生で、ちょっとでも上向くものがあるのはうれしいものです。
そういう意味では、中高年になってからジムに通う人が多いのも理解できます。
今まで20キロしか持ち上げられなかったバーベルが、30キロ持ち上げられるようになる。
あるいは、30分走っただけで息がきれていたのが、1時間走っても平気になる。
そんな成長を体験できることって、人生も後半戦になるとなかなかないですからね。
というわけで、この投票、ぼくも「学び直し」に1票入れるのか。
いや、違う!
これは肝心な選択肢が抜け落ちている、できそこないの投票ですよ。
セカンドライフでやってみたいこと、ぼくが入れるとしたら・・・
「死ぬまで遊び倒す」に1票!
これしかありません。
ホント不思議。
なんで、みんな遊びたくないんだろう。
たぶん、勉強と仕事ばっかりの人生で「遊ぶ」ということを多くの人たちは知らないんだと思います。
楽しく遊ぶのって、実は才能が必要なんですよ。
ぼくはセミリタイア後、だれも選ばない「遊び倒す」道をただ一人、もくもくと歩んでいくつもりです。