セミリタイア後の憩いの場所、ここがいいかも
みなさん、「スー女」と「スナ女」の違いは分かりますか?
「スー女」は、相撲好きの女性のことですね。
近年、20代を中心とした若い女性の間で相撲ファンが急増しているそうです。
2015年には、「相撲ファン」という女性向けの専門書籍シリーズまでが刊行されるようになったらしい。
スー女の勢い、恐るべし。
ということは、「スナ女」は、土俵下の砂かぶり席で相撲を観戦する、「スー女」の進化形のことですかね。
いや、違います。
スナックにはまる、「スナック女子」のことらしいです。
これまた若い女性の間でブームになっているらしい。
ホント?
最近はスナックも変わってきたようです。
「昭和スナック」と「令和スナック」を比べると、すっかり様変わりしたみたい。
この記事によると
革張りのチェアや間接照明、洋楽のBGMなど、まるでバーのような店内。だから、入店しやすい!
お酒はワインやシャンパン、カクテルなどが。チーズの盛り合わせなど、洋モノのおつまみも。
20~30代の若いママもめずらしくないのが令和スナック。副業で日替わりママをしている人も。
へえ~
これなら「スナ女」が増えるのも分かる気がしますね。
ところで、お笑い芸人の玉袋筋太郎さんは「スナック通」として知られており、街のスナックを訪れるバラエティー番組を持っています。
2013年には「全日本スナック連盟」を設立して自らが会長に就任するほどのスナック好きだそうです。
僕はよく、「クリックよりスナック」って言うんです(笑)。パソコンでマウスをクリックすれば、友達を500人つくれるかもしれない。それはそれで悪いことではないけど、僕に言わせると散弾銃を撃っているのと同じ。やっぱりさ、人の心は狙いを定めてライフルで撃ち抜かないとね。クリックするよりも友達は増えなくなるかもしれないけど、友達の数なんて片手の指の本数だけでも足りるもんです。
深いですね。
「クリックよりスナック」、名言です。
ぼくもスナックに通った時期があります。
社会人になったばかりのときは、よく会社の先輩に連れていかれました。
そんなに好きというほどではなかったけど、とても勉強になりましたね。
最初に行ったとき、「何か歌え」と言われてポップスを熱唱すると、年配のお客さんばかりだった店内は、シーンと静まりかえるだけ。
場がしらけてしまったことを反省し、演歌を懸命に覚えました。
なぜかKinki Kidsが好きなおじさんがいて、その人と一緒のときは「硝子の少年」を熱唱しました。
もう、そのおじさんも定年を過ぎてだいぶたっているはず。
いま何してるかなあ。
だんだん慣れてくると、行きつけのスナックに仕事相手や後輩を連れて行くことも増えました。
店の女の子やお客さんに気をつかいながらお酒を飲む。
そんなマナーも、自然と身につきました。
でも、仕事が忙しくなり、海外に赴任することになったりして、いつしかスナックから足が遠のいてしまいました。
最近は全く行っていません。
セミリタイアしたら、時々スナックに通うのもいいかもしれませんね。
店の片隅で、ひっそりとグラスを傾ける。
ときどきマイクを持って、「酒と泪と男と女」を歌う。
知り合いになっても、仕事のつながりなんか何もない。
いてもいなくても、毒にも薬にもならない。
そんな存在に、ぼくはなりたい。