台風10号クローサ(鶴)がやってきた、次はバイルー(白鹿)
大型台風10号が日本にやってきました。
被害が懸念されます。
みなさん、気をつけましょうね。
すでにセミリタイアされてる先輩方は、家でじっとしていれば大丈夫でしょう。
残念ながら高校野球は順延していますが、ヒルナンデス!なり、バイキングなりを見て過ごしていただければ。
うらやましい限りです。
ただ、台風が来るだけで不調になってしまう人もいるそうです。
台風が近づくと症状が出る「気象病」。
国内では1000万人の人に症状があり、心臓病や歯周病まで悪化するとのこと。
気圧の変化によって肺や血管が影響を受け、ストレスとして気象病を招くらしい。
台風の影響、あなどれませんね。
ところで、今回の台風10号は「クローサ」と名付けられています。
カンボジア語で「鶴」の意味です。
次の11号は、「バイルー」。
中国語で「白鹿」。
台風の名前はもともとアメリカが英語の人名をつけていました。
向こうはハリケーンですね。
名前は「カトリーナ」とか「サム」とか。
以前は女性のみでしたが、1979年からは男女の名前が交互につけられるようになりました。
アメリカらしいですね。
気象庁によると、2000年から北西太平洋や南シナ海で発生する台風には、その地域で使われている名前が付けられることになったそうです。
第1号はカンボジアで「ゾウ」を意味する「ダムレイ」。
そのあと、2号が中国語のイソギンチャク、「ハイクイ」と続きます。
台風の名前は140あり、繰り返し使われます。
日本語は第5号の「コイヌ」が最初で、ほかにはヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コグマ、コンパス、トカゲ、ヤマネコがあります。
日本では台風を名前で呼ぶのは定着していませんが、これから広まるといいなと思います。
もし定着したら、テレビ中継も変わるでしょうね。
暴風雨の中を飛ばされそうになりながら、リポーターはこんな風に叫ぶでしょう。
「ごらんください! ウサギの勢いが止まりません!」
「トカゲが猛威を振るっています! みなさん気をつけて!」
「ヤギの被害は甚大です!」
今回の「クローサ」もカンボジアでは「鶴がやってきました!」と言われているんでしょうか。
ちょっとはなごみますよね。
いっそアメリカ風に人名をつけてもいいかも。
「超大型のマツコが接近してきました! 急いで避難してください!」とか。
さあ、これから会社に行かなきゃ。