阿佐ヶ谷七夕まつりで、タピオカ生ビールを飲んでみた
東京・阿佐ヶ谷で七夕まつりが開かれています。
阿佐ヶ谷と言えば、「阿佐ヶ谷姉妹発祥の地」として知られる場所ですね。
ちょっと違うか。
ぼくは、阿佐ヶ谷姉妹の2人がまったくの他人だということを最近まで知りませんでした。
それにしても似すぎですよね。
これまたどうでもいいですね。
阿佐ヶ谷七夕まつりは1954年に第1回が開催されているので、もう65年も続いています。
でも、知名度はまだまだ。
日本人は「3大~」とベスト3を挙げるのが好きで、「日本3大七夕まつり」ってのもあるらしいのですが、そこに阿佐ヶ谷の名前はあがっていません。
実は、「日本3大七夕まつり」の候補は4つあるみたいなんです。
1つは仙台。
これは文句なしですね。
全国で知られていて、よくニュースにもなりますね。
2つ目は平塚。
これも聞いたことがあります。
そして、3つ目を愛知の一宮と、同じく愛知の安城が争ってるようなんですね。
「おみゃ〜、うちこそが3大七夕まつりだがや~」と言い合ってるんでしょうか。
すみません、愛知の方言、知らなくて。
一宮と安城、仲良くしてくださいね。
ともかく、阿佐ヶ谷がこれからどう頑張っても、「日本3大七夕まつり」に入るのは難しそうです。
地元で愛されるまつりとして、これからも続けていって欲しいですね。
ちなみにぼくが勝手に認定した「日本3大ひまつぶし」はこれです。
どうでもいいですが。
この阿佐ヶ谷七夕まつり、大勢の人でにぎわってました。
浴衣姿の女性も多くて、風情があります。
特徴は、アーケードの上から吊るされた、100体にのぼる手作りの張りぼて。
アンパンマンなどのアニメのキャラクターや、魚、ネコ、フクロウなどの動物たち。
今年はラグビーのワールドカップが日本で開催されるので、ラグビー選手の張りぼてもありました。
ぼくみたいなおじさんは、ルパン三世の張りぼてに反応しましたね。
カッコイイ〜
金魚すくいや射的、お化け屋敷もやってます。
出店もたくさんあって、いろんな食べ物や飲み物を売ってました。
焼き鳥やイカ焼き、焼きトウモロコシなどの定番から、パスタパエリアといった一風変わった食べ物まで。
ミートソースのパスタ専門で有名な「ミート屋」では七夕まつり限定の「ペンネミートソース」(500円)を販売していました。
そして、しばらく進んでいったところで見つけたのが、タピオカをやたらといろんなものに入れている店。
「I’m Bao」という中華料理店です。
店外に張り出しているメニューをみると、「タピオカ麻婆豆腐」「タピオカ冷やし担々麺」に「タピオカかき氷」。
ここぞとばかりにブームに乗ろうと思ってますな。
ここまでやったら、むしろいさぎよい、。
外に立っていた店員さんに「タピオカ麻婆豆腐ってどんなものなんですか?」と聞くと「麻婆豆腐にタピオカを入れてるんです」。
そのまんま!
で、「タピオカ生ビール」(500円)を買ってみました。
うん。
ビールにタピオカが入っている。
生ビールが、タピオカで黒く見えます。
ビールって、暑いときにグイグイ飲んでのどごしを楽しんで、「プハーっ!うめえ〜」ってなるのが楽しみですよね。
でも、こんなに暑いのに、「タピオカ生ビール」はそれを許しません。
ストローでチュウチュウ飲みます。
ストローの途中でタピオカがひっかかります。
のどごしを楽しむ前に、タピオカをかまないといけません。
ビールの苦さを味わう間に、タピオカの甘さをかみしめる必要があります。
様々な障害を乗り越えてビールを飲むという、普段ではあまりできないことを、体験しました。
みなさんも、阿佐ヶ谷七夕まつりに足を運んでみてはいかがでしょう。
8月7日(水)までやってますよ〜。
「タピオカ生ビール」も、ぜひお試しあれ!